VAIO typeR masterをVistaとXPのデュアルブート環境にする(その1)
VAIO typeR masterをVistaとXPのデュアルブート環境にする(その2)
の続き?
Windows VistaのOSをインストールして使ってると
別にメモリが1GBで不満があるわけじゃないけど
Windows XPを使ってた時よりも
ほんの少し、何となくモタつきを感じるというか。。
(もう職業病に近いかも。)
VAIO typeS プレミアムバージョンのメインメモリを
1GBから2GBに増やしてみて
Windows Vista上での動きが断然イイので
VAIO type R masterも
1GB(512MBx2)から2GB(512MBx4)へ増設してみた。
Windows Vistaには、メモリーは2GBにしたほうが快適?(その1)
Windows Vistaには、メモリーは2GBにしたほうが快適?(その2)
メモリを2GBにして、
Windows Vistaが快適に動いてくれるんなら
最初っから2GB積んで買っときゃよかったと思いつつ。。
デスクトップ系の場合は、
メモリスロットが4つあるので
1GB(512MB)の場合でも、
残りの2スロットに512MBを2枚を追加すればイイ。
ノート系の場合は、
メモリスロットが2つしかないので、
1GB(512MB)の場合、
512MBのメモリを2枚はずした後に
1GBのメモリを2枚交換するようになるのでちょっともったいない。
----<参考>----
じゃ、デスクトップのメモリスロットは4つあるんなら
1GBを4枚挿して、最大で4GBにできるのか?
と思ったりもするんだけど、
VAIO type R masterのVAIOオーナーメードを見ても
最大は、3GB(1GBx2、512MBx2)までになってる。
なぜだ?と思って調べてみると
Windows XPはもちろん、現状のWindows Vistaは、
32ビットで動作していて、
32ビット版の場合、32ビットアドレッシング(32-bit addressing)という
メモリのアドレスを32ビット(2の32乗バイト)=4Gまでを扱える事になってる。
そのメモリアドレス空間は最大4GBだけど、
その中でユーザー側が利用できる領域は最大3GBとなるらしく、
そのために今のところメインメモリは3GBが上限という事になるらしい。。
これが、64ビット版になると
メモリアドレス空間は最大128GB以上とまでなるらしい。
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というか、今回は
512MBを2枚用意するほうが安上がりたったし
まぁ今のところ、2GBで十分な気もするし。
(また、気が変わる可能性大だけど。)
VAIO type R masterの本体をバラす。
といってもめちゃくちゃカンタンで、
背面にあるネジ2つをはずすだけ。
そんな事よりも、このバカデカイ本体を
作業しやすい場所に移動するほうがメンドクサイ。
メモリのある位置は、
縦置きした場合の下部にあたる。
HDD2期を増設できる隠しベイをとりはずすと
メモリスロットが現れる。
VAIO typeR masterの対応メモリは、
「DDR2 SDRAM、DDR2 667MHz動作」なので
これにあったメモリを選択。
デュアルチャンネル転送なので、
同じ容量のモノを2枚用意するのはお約束で。
ちなみに、
メモリスロットの一番下側は、
配線がうじゃうじゃあって非常にハメづらいので
キッチリと装着されてるかどうかの確認しとく事と
無理矢理押しこんで端子を破壊しないように注意・・・
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後はもとどおりにフタをしめて
はずした配線を元通りにして
Windows Vistaを起動。
メモリが増えている事の確認と
利用可能なグラフィックメモリーの変化をチェック。
【メインメモリ1GB(512x2)】
システムメモリの合計は、1008.00MB RAM
専用グラフィックメモリが、256MB
専用システムメモリが、0MB
共有システムメモリが、246MB
となって、
利用可能な全グラフィックスメモリは、502MB
となってる。
【メインメモリ2GB(512x4)】
システムメモリの合計は、1.98GB RAM
専用グラフィックメモリが、256MB
専用システムメモリが、0MB
共有システムメモリが、271MB
となって、
利用可能な全グラフィックスメモリは、527MB
となっている。
「NVIDIA GeForce 7600 GT」の専用メモリが256MB、
それに加えて
システムメモリ(メインメモリ)から
グラフィック用に使用されるメモリの最大の割り当量が
メインメモリが1GBと2GBで微増してるのがわかる。
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<パフォーマンスの評価>
Windows Vistaを快適に動作できるかどうかの
あくまでも目安の「パフォーマンスの評価」
今回の
VAIO type R masterのスペックは、
CPU:インテル Core 2 Duo プロセッサー E6600(2.40 GHz)
2次キャッシュ 4MB(CPU内蔵)
グラフィック:NVIDIA GeForce 7600 GT GPU(PCI Express x16接続)
HDD:約250GBX1(Serial ATA 7200回転/分)
RAID設定なし
【1GB(512MB×2)DDR2 SDRAM、DDR2 667MHz動作】
プロセッサ:5.3
メモリ:4.5
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.4
プライマリハードディスク:5.5
【2GB(512MB×4)DDR2 SDRAM、DDR2 667MHz動作】
プロセッサ:5.3
メモリ:5.5
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.4
プライマリハードディスク:5.5
全体的に非常に高評価ながら、
メモリを増量した事で、
評価も4.5から5.5に評価が上がった。
もちろん、Windows Vista上での動作も
1GBよりも2GBのほうがずいぶん快適。
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