今日(9月1日)から、
PlayStation3のシステムソフトウェア バージョンが
3.00へアップデート。
・PlayStation3 システムソフトウェアアップデート:SCE
・SCE、PS3でDTCP-IP対応する新ファーム「3.00」公開:AV Watch
バージョン3.00の最大の魅力は
ついに
“DTCP-IP”に対応になった事!
今まで、
ソニールームリンクに対応したBDレコーダーに
[DR]モードで録画したものに限り
ネットワーク経由で
PlayStation3で再生は出来てた。
でも、せっかくBDレコーダー側で
AVCHD(いわゆる[XR]モード以下)で録画した番組に関しては
“DTCP-IP”に対応していないがめに再生ができていなかった
けれど、ついにそれが解禁された事になる。
他のアップデートはともかく
これだけは確認してみなきゃ気がすまないのでやってみる。
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おさらいとしてBDレコーダー側の前準備。
BDレコーダーの背面にあるネットワーク端子に
LANケーブルを挿して、家の中にあるルーターまでつないでおいて
(もちろん
PlayStation3も有線もしくは無線で同じネットワーク内にある)
メニューの[ホームサーバー設定]から
サーバー機能を【入】にしておくのを忘れずに。
詳しくは以下を参照。
・BDレコーダー「BDZ-X90」のホームサーバー機能を試す。(その1)
・BDレコーダー「BDZ-X90」のホームサーバー機能を試す。(その2)
そして後は
PlayStation3の操作のみ。
クロスメディアバーの[ビデオ]のタテ欄に、
BDレコーダーのアイコンが現れる。
(アイコンが現れない場合は、検索をしてみる。)
BDレコーダーのアイコンを選択すると
[ジャンル][フォルダ][全て]といったフォルダが現れるので
選別したいフォルダを選ぶと、
BDレコーダーに録画されている番組の
サムネイル画像とタイトルがズラーっと並ぶ。
ちなみに、
[DR]モードで録画していれば、
サムネイル画像は現れるものの、
AVDHDの各モードで録画した場合は、サムネイル画像は現れてくれないのは
今までと同じ。
じゃ早速再生ー。
と思ったら、上記のようなメッセージが出てきて、
本体設定でDTCP-IPを有効にしてから出直して来いと怒られる。
なので、
改めて[設定]⇒[本体設定]⇒[DTCP-IPを有効にする]
と選択してここで有効にしておく。
ここでも時計設定が手動だとダメだよと言われる場合があるので
その時は、時計設定を自動にしておけばOK。
もう一度、
AVCHDで録画したタイトルを選択してみると、
今度はものの見事に再生成功!
ただ、番組が映っただけなのに
今まで長い間再生できなかった事を思うとかなり感動!!
これは使えるわ。。
以前のとおり、
方向キーで早送りも早戻しも
1.5倍、30倍、120倍速再生も出来る。
それから、さらに使える新技として、
右側のアナログスティックをグリグリと回すと
ものすっごく細かいレベルで早送りと早戻しができるようになった。
これがまたおもしろくて、
スティックをまわした量にあわせて0.01秒単位でスピード調整ができて
かつものすごくなめらかなスロー再生も
最大で4.00倍までの倍速再生までが可能。
(早戻しは2倍速からという制限あり。)
ただし、アナログスティックをずっと固定してるのが
結構ツラいので、ずっと使い続けるには厳しいけど
今までこんなに細かく再生をコントロールできたものはなかったので
いろんな動画を検証したりするのにはかなり有効。
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新しい
PlayStation3「CECH-2000A」も買ったから
9月3日の楽しみもあるだけど、
この
“DTCP-IP”が使えるだけで、
新旧関係なしに利用シーンは劇的に増えるわけで、
ゲーム機&BDプレーヤー&ネットワーククライアントプレーヤーとして
PS3は相当使い勝手の良いマシンになった気がする。
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