前のブログの続き。ソニーの新型
WEGA(ベガ)
のお話。
「QUALIA 005」はあくまでもハイエンド機。
従来のプラズマと液晶のフルモデルチェンジは、
HVXシリーズ
となってる。
今回はプラズマと液晶にカブってるサイズが存在しない。
液晶が、
26型、32型、40型。
プラズマが
37型、42型、50型。
これで?迷いにくくなった。
デザインも完全に一新されて、
総合100Wの
2ウェイ8スピーカーを搭載しながら、表示画面の外ワクが随分と縮小されたスッキリしたデザインになった。
前モデルは画面が空中に浮いたようなデザインが印象的だったけど、フチがでかすぎて部屋に思いのサイズが入れられないって事もよくあったし。
画質面で言えば
「ベガエンジンHD」と名を変えた高画質回路のおかげで、今までのハイビジョンでも表現できなかったきめ細かさや物体の表面の質感をよりリアルに再現できるようになった。
でも今回は画質だけじゃなくって、使い勝手と言う面ではすごく進歩したと思う。
っていうのも、チューナ(アナログ地上波、BSデジタル、地上派デジタル、110度CS)が全て
ダブルチューナーって言うこと。
どういった恩恵があるかというと、
・デジタル放送を録画中もデジタルの別番組も見れる。
・番組データを常に受信してくれてるから、EPGの表示、検索が超速い。
・デジタル放送が2画面で見れる。
・ソフトウェアダウンロードの時も番組が途切れない。
などなど。
できて当然と思える事が今まで全メーカーともできてなかった。
このフルダブルチューナーの恩恵はとてつもなくデカイ。
(これ他のメーカーも遅れて真似してくるんだろーなー。)
【「ヨコ・タテ・ピ!」が超簡単な「XMB(クロスメディアバー)」】
それと、操作系のチップにPSXと同じ
グラフィックシンセサイザーと
エモーションエンジンを使ってるのもすごくありがたい。
PSXを触った事がある人はわかると思うけど、気色悪いほど
高速レスポンス!
テレビ用のこういったチップとかってどのメーカーもケチりたがるんだけど、処理が早けりゃ使うのも気持ちイイ。
同じくPSXと同じ操作方法
「ヨコ・タテ・ピ!」で全てのチャンネルから設定まで操作できるから、触っててもストレスがない。
「XMB(クロスメディアバー)」
ソニーはコレ流行らせたいんだろうな。。。
【思わず「変身!」と叫んでしまいそうな折り畳みリモコン。。。】
新リモコン(折りたたみ携帯みたいなヤツ)もすごくイイ!
開いた状態であれば、
最大6種類のデッキ関係の操作がこれだけで出来ちゃう。(他メーカー機器も含めて。)
リモコンを何個も持ち替えて操作するのイヤだし。
逆に閉じちゃえば、必要最低限の事ができるから、キカイに疎い人は閉じた状態で使えばなんて事はない。(これでジーチャン、バーチャンでも使えるだろう・・・。)
今回の印象は、
「画がキレイ」、「音がイイ」、「使いやすい」の3つ。
前者2つは永遠のメーカーの追及するところだろうけど、最後の
「使いやすい」ってのはそうそう答えの出るものじゃない。
玄人志向につくると、操作が煩雑になるし、初心者志向に作るとモノ足りなくなる。
それでなくても、アナログ地上波、BSデジタル、地上派デジタル、110度CSetcと、映る番組が山ほど増えてきてややこしくなってるんだからそれをうまく解決してるんじゃないかな?
(1年後にどう評価されるかだけど。)
今までは
「WEGAエンジン」ってのがひとつのキーワードだったけど、
今回の新キーワードは、
「フルダブルチューナー」と
「ヨコ・タテ・ピ!&折りたたみリモコン」だと思う。
・・・いやー、書いてたら余計欲しくなった。
今から物色する人は
ソニスタ
へどーぞ。