9月4日のエレクトロニクスショー「IFA2013」のソニープレスカンファレンスと同時に
発表された「VAIO Fit multi-flip PC」は、
国内では、
VAIO Fit 15A/14A/13Aとして、3種類のディスプレイサイズで登場。
今までのノートPC=液晶を開け閉めするクラムシェルのスタイルとしても使えつつ、
ディスプレイを反対側にひっくり返してビューワースタイル、
そのまま閉じてタブレットという3つのスタイルで利用出来るのが特徴。
それから、
「VAIOTap 11」や
「VAIO Duo 13」と同じく、
ペンスタイラスで、文字を自由に書いたり、絵を描いたりができる。
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●スタンダードなノートPCの安心感と
タブレットとしての使い勝手と楽しさのあるVAIO Fit Aシリーズ
まず、パッと見は、いたって普通のノートPC。
ディスプレイを起こして自分好みの角度にして、
しっかりとキーをタイプして、タッチパッドで操作するという
今までの当たり前がそのままストレスなく使えるというのが基本。
この状態をVAIO Fit Aシリーズでは、
「キーボードモード」と呼ぶ。
もともと、VAIO Fitシリーズは、クラムシェル型のノートPCで
以前からWindowsパソコンを使ってきたほとんどの人にとって、
このスタンダードというか変わらない姿こそが落ち着ける使い方と思う人が多いのは事実。
「VAIO Duo 13/11」が
タブレットスタイルと通常のキーボード付きのスタイルで使えるとはいっても
ディスプレイの向きが変えられないとか、
閉じたときに、画面が上を向いているとか、キーボードが小さめだとか、
今までのノートPCとは違うというだけで、
どうしても飛び越えられない不安みたいなものもある。
そう考えると、このVAIO Fit Aシリーズは、
しっかりと、今までとかわらないノートPCとして使えるという安心感のようなものがある。
そこから、変形ギミックを用いて、使い方を変えていくのがツボ。
ディスプレイ下にあるロックをスライドしてはずすと
液晶ディスプレイが手前から持ち上がるので、
そのままくるっと反転してやると、画面が反対側を向く。
この時、液晶ディスプレイは、マグネットでピタっとくっついていて
多少のことで画面がパタパタとなるような事もない。
「ビューモード」であれば、
例えば動画や写真を見るときには、画面手前になにもないので
そのぶん近くで画面を見ることもできるし、タッチ操作もしやすい。
それとか、「キーボードモード」で使っていて、
反対側にいる人見せたいときに本体の向きを変えなくても
ディスプレイをくるっとまわして見せるといった使い方ができる。
この「ビューモード」の状態から、
そのままディスプレイをパタンと閉じてしまえば、
キーボードが隠れたディスプレイだけの
「タブレットモード」になる。
「タブレットモード」は、本体が一枚の板状になって
ディスプレイが上を向いている、まさしくAndroidタブレットのよう。
ディスプレイと本体の一体感もあって
置いたままタッチ操作で操作してもいいし、
13.3型の
VAIO Fit 13Aのサイズと重量になると
持ったままでも操作もできる。
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後編につづく。
・今までのPCとは違った新鮮な使い方を紹介、「Life with VAIO | あたらしいことを、カタチに。」
・VAIOとペンで、プロの人がイラストを描くとものすごいことに!
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