・VAIO typeR masterにグラボ「Radeon HD4870」を載せる!(その1)
の続き。
「ATI Radeon HD 4870」に付いてるリファレンスファンを取り外して
「DuOrb(CL-G0102)」に付け替えした事で、
VAIO typeR masterに装着できるまでは良かった。
物理的な干渉と、電源の取り回しまでは
ほぼ、思うように事がうまく運んで、
さぁ
後はRADEON HD4870の実力がどんなもんか試すぞ!
と、思ったら
世の中そんなに甘くなかった。
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まずは、ファンの音がどうかな?って事で
VAIO typeRmasterを起動する時の一連の動きを以下動画で。
(ただ1分半の退屈な映像。)
typeRmasterにRADEON HD4870を装着。。
スイッチを入れると
「DuOrb(CL-G0102)」のブルーのイルミネーションが光る。
フタを閉めたらまるで見えないけど。
起動した時はハッキリ言って
ファンの風切り音よりも、
RAID 0にした「WD3000GLFS」のガリガリーって音のほうが
よっぽどうるさい。
それが落ち着いてからは、
ファンの常時回り続けた音が聞こえ続ける。
その音量はというと
昼間の雑音が多い時には、たいして気にならないレベルで、
夜になって周りが静かになってくると
ファンの音の大きさがそこそこ耳につくようになる。
それでも
音が聞こえてでもグラフィックボードを冷やしてくれたほうがいいので
そのくらいは我慢する。
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それから、
RADEON HD4800シリーズは、発熱がすごいって事なので、
どれくらいの熱を持ってるのかGPU-Zでチェックしてみた。

まずはデフォルトの、
GPU Coreクロック:750MHz
GPU メモリークロック:900MHz
の状態で
2時間程度、一般的な作業(ブラウズ、フォトショップ)を
比較的いつものペースで触っていた状態で調べる。
GPU Temperature
59℃
GPU Temperature
58.5℃
GPU Temperature
71.0℃
GPU Temperature
62.5℃
もともと付いてたリファレンスクーラーのままだと
VAIO typeRmasterに取り付けできなかったので
実質的な比較はしてないけど、
いろいろと調べてみたら、
リファレンスクーラーとほぼ同じか、
ほんの少し温度が低い値。
一見、問題なさそうに見える。
で、
ここから3DMark06を走らせてみる。
ベンチマークの結果としては
3DMark Scoreは、
13258 3DMark。
参考までに、
同じtypeRmasterベースで
以下グラボを積んだ時の数値がコレ↓
8800GT・・・11203 3DMarks
9600GT・・・10059 3DMarks
そこそこの成果。
でも、実際のゲームになると
nVIDIAに最適化されてる可能性も高いので一概に喜んでもいられない。
・・・で
問題はこの後・・・

3DMarkをたった一度走らせただけで、
グラフィックの温度上昇がすごい事に。
GPU Temperature
76℃
GPU Temperature
77.0℃
GPU Temperature
89.0℃
GPU Temperature
81.0℃
たかだか5分程度グラフィックを酷使しただけで
20℃近く温度が上昇。
あれ?
この上がり方は普通なの?
というかものすごく不安になってきた。。

もう
いっその事テストのついでなので
Catalyst Contorol Centerの設定上で、
GPUクロックとメモリークロックを最大値まで上げてみやる。
GPU Coreクロック:790MHz
GPU メモリークロック:1100MHz
この状態で3DMark06をロード。
3DMark Scoreは、
13873 3DMark。
さっきデフォルトでは、13258 3DMarkだったので
ベンチマークの内容としては、
クロックアップ分の成果として
数値がほんの少し上昇。
それほど変わらない。
さーて
温度はどうなってるかな?
とGPU-Zを見てみると・・・
ドドーンとびっくり!!
GPU Temperature
86℃
GPU Temperature
86.0℃
GPU Temperature
101.5℃
GPU Temperature
90.0℃
コレハイッタイナンノスウチデスカ???
どう考えてもマズイでしょ・・・
もう一回くらいやったらブラックアウトして
画面が落ちてしまいそうな勢いで・・・(滝汗

さすがにビビリまくって
数値を元にもどしたけど、
このままだと、
もしかしたら定格のままでも
長時間回すとヤバそうな雰囲気がぷんぷんする。。
という事で
今度は逆に一番下まで落としてみる。
GPU Coreクロック:500MHz
GPU メモリークロック:8100MHz
なんだかもうHD4850と同レベル・・・

この低クロック状態でのベンチマーク結果は、
3DMark Scoreは、
11187 3DMark。
スコアは2000近く下がってしまったけど
それでも8800GT程度は保っているようだ。
直後の温度。
GPU Temperature
66℃
GPU Temperature
66.5℃
GPU Temperature
77.5℃
GPU Temperature
70.0℃
アイドル状態よりは温度は上昇するものの
ようやくマシなレベル。
普段使いの時は
おそらくここまで落とさなくても
どのクロックでもPowerPlayの機能が働いて、
アイドル時はGPUクロック、メモリークロックともに
この数値まで落ちてるとは思うのだけど。
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総じてわかった事は
RADEON HD4870のグラフィックボードの熱を
「DuOrb(CL-G0102)」のファンでは
ある程度まではフォローできてても、
かなりの高温になると
完全に廃熱が追いつかなくなってる様子。。
もともと「DuOrb(CL-G0102)」はRADEON HD4870対応って書いてないし。
一応、
普通の作業であれば
まるまる1日動かして数日経ったけど特に問題はない。
だけど
ゲームを連続して長時間やろうものなら
間違いなく熱暴走してしまいそうな予感・・・
これじゃ
ただくっつきましたってだけで
本領が発揮できないままだな。
一番の解決策は、
RADEON HD4870に完全対応したよーく冷えるファンに
取り替えてしまうのがベストなのに、
3段分のファンは絶対に付かないし
CPUを固定するネジ干渉問題もあるし
もう、
VAIO typeR masterのボディ構造の限界なのかもしれない。。
次期モデルは、
もういいかげんハイエンドグラボが
サクっと載せられるようにして欲しい。。
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