
HDDからSSDへの換装で、
typeS(SZシリーズ)の前期型となるSZ90~SZ93に関して、
うまく動作しない症状があるという事例を上げると
以外と反響が大きい事に驚きつつも、
その他にも
typeT(TZシリーズ)でも同じような症状があるようなので
データとして掲載しておく。
・VAIO typeS(SZシリーズ)をSSDへ換装する際の注意点と作業手順。
typeT(TZシリーズ)で存在する型番TZ90~TZ93の
全シリーズは、
typeS(SZシリーズ)と同様に、
チップセットには“Intel 945GM”が採用されている。
・VGN-TZ90NS・TZ90S・TZ90HS
・VGN-TZ91NS・TZ91S・TZ91HS
・VGN-TZ92NS・TZ92S・TZ92HS
・VGN-TZ93US・TZ93NS・TZ93S
そして、
このモデルにある特定のSSDを使った場合、
BIOS画面を立ち上げると、そのストレージ容量は認識されているものの
リカバリーディスクを入れても進めなかったり
TrueImageなどで環境移行ソフトを使っても
うまくいかないという不安定な状態が発生する。
【SZ90~SZ93およびTZ90~TZ93でリカバリに失敗したSSDの例】
・BUFFALO「SHD-NSUM120G」
・A-Data 「ASX1128GSUMAL」
・OCZ「SSZ Core series V2」
残念ながら今のところ、
そのままの状態では回避のしようがないのが現実。
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そして、
今回新たな追加事例として、
1.8インチZIFタイプの
PhotoFast G-Monsterシリーズとなる「PF18Z64GSSDZIF(64GB)」を
typeT(TZシリーズ)に利用した場合に
発生した出来事を掲載。
このSSDを装着すると、
BIOS画面上でストレージ容量が確認できている状態で、
リカバリーを開始してもエラーが出てうまくいかない
という2.5インチSSDの上記のお決まりのパターンが発生。
ただし、
今回違ったのは、
PhotoFastのHPに掲載されている
「IBM X40・X41等で64GBを使用可能にするファームウェアを更新いたしました。」
という文章にあるファームウェアをそのSSDに適用すると、
なんと、その後にリカバリーに成功。
一見、IBM専用ファームともとれつつも、
これを適用することでうまくいったという報告あり。
もしも、
PhotoFast G-MonsterシリーズをTZシリーズに取り付けて
うまくいかなかった人は、
ぜひとも試してみる価値がある。
ちなみに、
自分が試してみたMtron製「PATA3000シリーズ」は、
全く問題なく装着可能。
・VAIO typeT(TZシリーズ)を綺麗に分解して高速SSD化する(その1)
・VAIO typeT(TZシリーズ)を綺麗に分解して高速SSD化する(その2)
・VAIO typeT(TZシリーズ)を綺麗に分解して高速SSD化する(その3)
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だいたい時期的に“Intel 945GM”がのっかっていた頃のVAIOと、
ある特定のSSDとの間だけで、
こういった認識されないという症状が発生している模様。
いろいろ調べ回って何となくわかってきたのは、
あくまでもVAIOに入っているマザーボードは、
Intel製のチップセットを採用しながらも、
専用設計としてSONY独自の規格が盛り込まれていて、
例えば、SONYは、採用するパーツメーカー(IntelやnVIDIA)と
やりとりしながら作り上げているから、
一般的な汎用のチップセットをひょいと載せたノートPCとは
若干事情が違う可能性があるという事。
だから、
Intel製のSSDを使うとノントラブルで動作するけれど、
それ以外のSSDを使うと、ほんの小さな規格のズレ?みたいなもので
いわゆる相性問題というのが起きてしまって
今回のようなケースが稀に発生してしまうのではないか?
とも考えられる。
唯一の救いは、
今回のPhotoFast G-Monsterシリーズように、
最初は認識されなかったものの
ファームアップという形で利用できるようにもなるという事例が出来上がったので、
今、うまくいかないと言われているSSDも、
もしかするとSSDメーカーからファームアップが提供されれば、
対応できるようになる可能性も出てきた。


それと、
仮に動く条件をクリアしているとして、もう1つわかってきたのは、
同じSSDというカテゴリーでも、
それぞれのSSDによってまるっきり速度が違ってくるという事実。
例えば、
BUFFALO「SHD-NSUM120G」とIntel「X25-M」を、
同じ
VAIO typeF(FWシリーズ)
に取り付けて、
リカバリ&初期セットアップ直後にWindows Vistaを起動させた場合。
リカバリ&初期セットアップ直後というと、
SSDからの読み出しや書き込みが通常起動よりも多数あるおかげで
BIOSレベルまでは同じでも、
それ以降の速度はにIntel「X25-M」のほうが圧倒的なまでに速かった。
これは、
たんなるアクセススピードのベンチマークの数値で
いくつというだけでは比べられないほどの違いだった。

逆に、
今年に出てきたSSD
PhotoFast製「G-Monster V2」やOCZ製「OCZSSD2-1VTX60G」
で実験してみたところでは、
その速度は随分と早くなっていて、
Intel「X25-M」に近い性能を発揮するにいたっている。
今思い返せば、
去年の半ばくらいからいろんなメーカーからSSDがたくさん発売されて
まさにSSDの過渡期だった事もあって
PCとの相性だとかが不明だった時期から、
今年に入って、
コントローラの改良や最適化がなされてきたとも言えるし、
OCZやPhotoFastのSSDのように
ファームが新しくなるだけで対応できたり性能がアップしたりと、
いかにコントローラやファームが大事かということが
だんだんとわかってきたような気もする。
また、
新しい事例が発生すれば書いていく予定。
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