・「G-Monster1.8インチV4」で、VAIO TZシリーズを大容量&高速化する!
・「G-Monster1.8インチV4」は、VAIO TXシリーズで動作してくれるのか!?
の続き。
VAIO typeT(TXシリーズ)に
「G-Monster 1.8インチ50PIN V4」シリーズを載せて
うまく動作してくれたので、
インターフェースが50ピンIDEとなる505EXTREMEに載せてみる。
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505EXTREMEは、かなり対応の許容範囲が広いみたいで、
どのSSDを載せても相性で認識しないという自体に
今までなった事がないので装着するにはあまり不安がない。
●SAMSUNG製「MCBOE32G8APR-0XA」
・505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その1)
・505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その2)
・505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その3)
●MTRON製MOBIシリーズ「MSD-PATA3018-016ZIF2」
・505EXTREMEを最新のネットブックと同等レベルの性能にする。(その1)
・505EXTREMEを最新のネットブックと同等レベルの性能にする。(その2)
●
「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE V2」
・旧型モバイルVAIOを復活を期待させる「1.8インチSSD IDE50ピン」(その2)
●「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE V3」
・激薄なVAIO 505EXTREMEを快適にするSSD「G-Monster 1.8インチ V3」
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そして、
「G-Monster 1.8インチ50PIN V4」は、
今まで搭載してきた32GBという足並みを揃えるために、
VAIO typeT(TXシリーズ)に使用した128GBではなく
32GBを用意。
V4シリーズでは、
容量によって転送速度が異なっていて、
256GBと128GBでは、最大読込128MB/s、最大書込90MB/s
64GBと32GBでは、最大読込128MB/s、最大書込60MB/s
と、
書き込みの速度が違っているので
前回よりも書き込みスピードが落ち込む事が予想される。
換装の仕方は
過去記事を参照してもらうとして
コネクタとの装着関係は
ラベル面を上にしてコネクタを
向かって右側に寄せて取り付けるという事だけ紹介しておく。
換装の後に元通りに組み上げて電源を投入。
BIOS画面を立ち上げて[Advanced]をチェックすると
[Hard Disk Drive]に30065MBと表示されている。
光学ドライブを505EXTREMEに接続して
リカバリーディスクからリカバリーを始めると、
今回も何の問題もなく無事に終了。
セットアップとアプリケーションのインストールを終わわせると
WindowsXPをSP3までアップデートしておいて前準備は完成。
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<1.8インチ50PIN-IDEV4のベンチマークテスト>
ひとつ前の世代の
「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE V3」の32GBとの違いを含めて
ベンチマーク結果を以下に掲載。
●CrystalDiskMark 2.2
「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE V3」
『100MB』 『1000MB』
「G-Monster 1.8インチ50PIN V4」
『100MB』 『1000MB』
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●HD Tune Pro 3.50
「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE V3」
『Read 64K』 『Read 512K』
『Read 8MB』 『Random Access Read』
『File Benchmark』
「G-Monster 1.8インチ50PIN V4」
『Read 64K』 『Read 512K』
『Read 8MB』 『Random Access Read』
『File Benchmark』
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●CrystalMark 2004R2
「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE V3」
「G-Monster 1.8インチ50PIN V4」
これらのベンチマークテストを見るとわかるのは
V4シリーズの32GBでは、V3シリーズと比べると
読み込み速度はシーケンシャルもランダムもほぼ同じものの
やっぱり書き込み速度の落ち込みが見られるという事。
一般の使用感では
全く支障がないけれど、
大きなデータを書き込む作業が入ると
手間どってしまう部分が出てくる可能性はある。
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また、Windowsの起動や終了、休止と復帰といった
実際の速度をストップウォッチで計測。
「G-Monster 1.8インチ 50PIN-IDE」 左側)V3 右側V4
『Windows XP起動』
壁紙が現れる :約20秒 約21秒
インターネット接続 :約43秒 約42秒
アクセスランプ消灯 :約50秒 約51秒
『終了』 ・・・約11秒 約10秒
『休止』 ・・・約8秒 約12秒
『復帰』 ・・・約12秒 約13秒
V3とV4は
誤差の範囲内でどちらも同じくらいの挙動。
中にプリインストールされている常駐アプリも少ない事もあって
ものすごく機敏で非常に気持ちいい。
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Windows XPベースで使うぶんには
読み込みがメインの作業であれば
VAIO typeT(TXシリーズ)に装着した時と同様に
とても快適。
書き込み速度を気にするのであれば、
128GBか256GBのSSDを選択するという手がないでもないけれど
価格がそれなりに高くなってしまって、
それだったら「VAIO Xシリーズ」を買ったほうがいいんじゃ?
みたいな本末転倒な事にもなりかねないので
ある程度安価な容量で済ませる事も考えたい。
後は、
メインメモリーを利用した「マッハドライブ」を利用すれば
書き込み時の体感速度を改善してくれる効果も期待できるのだけど、
何しろ505EXTREMEの場合、
メインメモリーの容量が512MBしかなくて
WindowsXPを動作させるのにもギリギリなので
動作的なバランスの采配にも悩まされそうではある。
・ディスクアクセス高速化アプリ「マッハドライブ」でVAIOは速くなるのか?
【VAIO typeP特集ページ】
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